Wolfram|Alphaが話題になっているようですね

Googleキラーだとか何とか 騒がれているWolfram|Alpha. 興味本位で少しさわってみましたよー.
んで,感想↓
とりあえず最初にいっておくのは,日本語はうまく使えそうにないということですね.
あと,私も最初勘違いしてたんですが,検索エンジンではないのでw情報検索といえばそうなのかもしれませんが,少なくともいわゆる"Web検索"をやってくれる先生ではないようですね.
ちょっとレビューのリンクを張っておきます.細かいことはそっちを見て実際にさわってくださいw私が言うよりわかりやすいでしょw
新検索エンジンWolfram Alphaをテスト―可能性は感じられたがまだ限界多し by Erick Schonfeld - TechCrunchJapan
質問した結果に対していろいろ考えてまとめてくれるすごい先生です.404の中の人が言うには,数字を適当に入力すると勝手に素因数分解してくれたりバイナリに直してくれたりと,数学が得意なようです.あまり詳しくないのですが,Mathematicaというなんだか難しそうな算数のシステムがベースになっているそうですよ.
質問に答えてくれるのはうれしいのですが...↓

気になってることに対してはノーコメントでしたw
どうやらWebサイトをクローリングしてインデックスを記憶しているGoogle先生とは違って,情報を知識ベースにため込んでいって答えを考えてくれるシステムのようです.リンク記事にもありますが,2つの地名を入れるとその距離を計算してくれたりするそうですよ.
Google先生は答えを知ってそうな人を紹介してくれる人.Wolfram先生はそこそこ物知り(現時点ではWeb上のあらゆる情報を知ってるわけではなさそうですw Alphaですからねw)で気が利く(聞いてもないことを計算して教えてくれますw)けど,知らないことを聞かれるとお手上げ.そういうことなのかな?よくわかんないんですけどw
これって全然違いますよねww何でキラーとか騒がれてるんでしょうか.
確かに,世の中のすべての情報をWolfram先生が知っていれば,Google先生はいらなくなるのかもしれません.そもそもWebサイトがいらなくなりそうです.そういう意味でキラーといってるのであれば,Semantic WebそのものがGoogleキラーなのでは?と思いますけどwいずれにせよ,それが現実となるのは2009/05/18ではなかったということですね.
さてさて,本題ですよ.これって必要?
私たちは調べ物をするときにGoogle先生に聞きます.別に調べ物をしなくても,何となくWebで遊んでるだけかもしれません.遊んでるときにWolfram先生が必要になるとは思えませんよね(Wolfram先生自体で遊んでいるのではない限り)ww
調べ物の時は便利そうです.質問を英語でしないとだめなので,英語苦手な人にとってはトレーニングになってちょうどいいかもしれませんwしかしですね,Google先生に聞いても目的の答えは見つけられると思うんですよ.目的にもよると思うんですが,ある程度Webでの調べ物になれてる人だと,Google検索→サイトで情報収集ってプロセスが染みついちゃってるんですよね.
身も蓋もない言い方をしてしまうと,Wolfram先生の気配りは余計なお世話なんですよw
私なりの結論↓
まだまだGoogle先生にはお世話になりそうですw
ただし,関数電卓が必要なときと天気が知りたいときはWolfram先生,頼りにしてますよw